すっかり季節は秋・・というか冬間近ですね。

少し前になりますが久々に旅行をしてきました。

どこに行ったかというと、四国です!

前々からチャンスを伺っていたのですが、なかなか動けず。

スケジュールがぽっかり空いた週に突如決行しました!

高松までは新幹線+JRで、そこからはレンタカーで移動。普段はペーパードライバーなのですが、運転が大好きなので、運転することも目的の1つでした。

行程はこんな感じ。2泊3日で行ってきました。

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運転する → 気になるところで止まる → 写真を撮るの繰り返しで、結果時間が全然足りず。。もう1泊すべきだったというのが反省点です。

<初日>

高松から鳴門の大塚国際美術館へ行き、愛媛の道後温泉で宿泊しました。
美術館は想像以上の規模でびっくり!!

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時間がなくてサーッと周ったけど(それでも1時間半かかった)とても良かったし、行く人はぜひ半日くらい使ってゆっくり周ってほしいです。

その後鳴門展望台に一瞬寄り、瀬戸内海を堪能。

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愛媛の道後温泉までは3時間ほどかかりましたが、ラジオを聴きながら楽しく運転できました。ただ、西に向かって走っていたのでずっと西日が眩しくて・・!それだけが辛かったです。

道後温泉の旅館についてから、晩ご飯までサッと観光しました。

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GO TOで地域クーポンがもらえたので今治タオルなどを購入✌️

旅館は少々ハズレを引いた感じで後悔が残ったので、次は他のところに泊まりに行きたいです・・。


<2日目>

朝、道後公園に立ち寄ってから高知へ向かいました。
その途中で四国カルストという高原へ。

軽い気持ちで行ったら凄まじい峠道で、ちびりそうになりながら運転。「道、合ってる?」という不安が拭えない森の中、幅も狭いので他の車が来ても来なくても怖かったです・・。

地図で見るとこんな感じ(白い道)。マリオカートでもここまでのコース無いでしょ!

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そんな道が10km以上続き、緊張状態で着いた先が驚くほどの絶景・・!!

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感動で?高いから?寒いから?わからないけど体が震えました。

そして行く時はほとんど車と出会わなかったのに、山頂は人が結構いたのでホッとました。

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この辺りの景色が良すぎて、あちこちで車を止めて撮影。結構時間を使ってしまったけど、ここは本当に行った甲斐がありました!!ススキもきれいでしたし。

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本当はそこから四万十川へ行く予定だったのですが、時間もなくなりあきらめて高知市へ向かうことに。

※ 四国カルストはものすごくオススメですが、愛媛側から入ると上記の険しい道を通ることになるので、高知側から行くことをおすすめします。その方が道がだいぶマシなので。


高知市の桂浜で海を見て、一息ついてからホテルへ。

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チェックインを済ませたら、商店街を歩きながらひろめ市場へ行ってみました。行列ができていたのが、事前に調べていた明神丸の藁焼き鰹。旨味がギュッと凝縮されていて、厚みもあって美味しかった〜😋

藁焼き

疲れていたのかビール一杯で眠たくなってしまい、鍋焼きラーメンを食べてホテルへ戻りました。もっとはしご酒したかったんですが、知らない街で潰れるわけにはいかないのでね・・。


<3日目>

朝から高知城へ。
高知市は海の街のイメージでしたが、山に囲まれているのが意外でした。

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続いて天気は微妙だったものの、仁淀ブルーを見に中津渓谷へ。

「誰がどのカメラ・スマホで撮っても青く写るよね!」というくらい青緑で、見入ってしまいました。

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密を避けるどころか人がいなさすぎて怖いくらいだったので、今がオススメかもしれません・・。

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滝を見に行くために山道を上がると迷子になり、たどり着いたのが小さな集落。

そこで畑仕事をしているご夫婦を発見し、道を尋ねたら「大阪から来たの?えぇ?こんな道をよく1人で来たね〜!!」と驚かれました。そんな奴はやはり珍しいのでしょうか・・。

なぜか「野菜いるか?」と見たことのない野菜を差し出され、調理法を聞いていたら「炒めてやるから食べて行きなさい」という旅番組のような展開に。

コロナ的にもマズイのでは・・と断ったのですが、あれよあれよとそういう流れになり、昼食をご馳走になりました。そのご飯が野菜と山菜、卵だけのシンプルなものでしたが、美味しいのなんの!!3日間で食べたどの料理よりも美味しかったんです。ほんとに。

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食後には、小麦から全て自作というよもぎまんじゅうをいただいたのですが、これも美味しかったな〜! 80代後半のご夫婦だったけど、元気で肌艶も良く、この食生活の賜物だろうと思います。

ご夫婦の半生や、冬には雪が積もること(除雪は来ない)、キノコと野菜は自家製なので買わなくて良いことなど、いろいろお話を聞きました。

「ここには体に良いものしかないよ」と誇らしげに話してくれるのが微笑ましかったし、本当の贅沢はこれだと感じました。

お礼に写真を撮らせてもらい、手紙をびっしり書き込んで投函。鬱陶しがられるかもしれない・・と思いましたが、お礼の電話をいただき、喜んでくれていたようなので良かったです。「また遊びにおいで」と言ってくれたので、本当に行きたい。

帰りに寄ったかわの駅おちはsnow peakが運営しているようで、カヤックなどのアクティビティができたり宿泊もできるそうです。ここに座ってコーヒーを飲む時間が最高!!・・だったのですが、時間がなく10分で退散。

川の道

本当は丸亀市猪熊弦一郎現代美術館にも行く予定でしたが、すっかり時間がなくなり高松へ直帰することにしました。

レンタカーを返すにはちょっと早かったので、最後の悪あがきで屋島へ。
着いた頃には辺りは真っ暗・・。走り屋の車しかいなくて怖かったですが、高松の夜景で良い締めくくりとなりました。

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そんなこんなで19時に車を返し、FINISH!
大阪に帰ると「今日のことは夢だったのでは?」と思ってしまいましたが、いただいた野菜が夢ではない証拠。

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この緑の”チャーテ”という野菜は、日本では高知と鹿児島でしか食べられていないらしいです。クセがなくて美味しいし、何にでも合うのが良い!

泥がついている”つくね芋”は味も粘り気も長芋の兄弟みたいな感じです。そのまま食べても味噌汁に入れても美味しかった!!数日間は野菜を買わずに済みました(笑)

今回は1人旅ならではの出会いもあり、険しい山道を沢山通り、「冒険したー!!」と感じた3日間でした。

出張でも全国あちこちへ行っていますが、やっぱりプライベートの旅は全然違いますね!荷物も軽いし、持っていくカメラも1台でいい!!

そして好きな写真を、特に何目的でもない何にも使えない写真を、思う存分撮れたのが楽しかったです。

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フリーランスになってから、プライベートの写真も「何か(宣伝)に使えるようなものを」と意識してしまっているところがあるので、久々に純粋な気持ちで撮れた良い時間でした。

次は九州でも周ってみようかな。もう少しゆとりのあるスケジュールで😅