早速ですが、今回は逆光写真のお悩みが届いたので答えていきます!

逆光は難しいですよね・・。何もせずに撮ると前側(撮影者側)が暗くなるので、明るさ調整が必須(スマホでもカメラでも)。

でも、それだけでは救えない場面も多々あります。

今回はその辺りを解説していきますね。

逆光で撮る時はどうすれば良いのか

早速いただいた写真を見ていきましょう。

これは室内で撮られたもので、後ろが窓の完全逆光。

プライバシー保護のため顔を隠していますが、実際は顔がかなり暗くなっています。

ここまでの逆光だと、スマホ上の加工だけではほぼ改善できません。

じゃあどう撮ればよかったのか?ですが、答えは4つ。

  • 真正面ではなく、斜めから撮って真逆光になるのを避ける
  • 窓側から撮る
  • 3人をカバーできるくらい大きなレフ板を使う
  • カメラの場合はフラッシュを使う

最初の2つが1番お手軽ですが、背景が変わるのでそこは妥協しなくてはいけません。

もう1枚、これも逆光で撮られた写真ですが「全体的にモヤっとなるのが気になる」とのことでした。

これも逆光で、光が入りすぎているためにこうなっています。

  • スマホを上に上げて、少し上から見下ろす感じで撮る
  • スマホの上で(写真に入らない位置で)手でひさしを作って光を遮って撮る

どちらかでこのモヤっと感が薄れるはずです。

逆光で物を撮る場合

光の向きの回でも少し説明しましたが、逆光は前が暗くなり、物の色味が正確に出ません。

こうなるのを防ぐには、以下の3つの対策が必要です。

  • 向きや撮る高さを変えて、真逆光になるのを避ける
  • レフ板を使う
  • 少し明るく撮る

注意点として、スマホのカメラ機能で明るく撮ると、もともと明るい部分が白く飛んでしまうことが多いです。

もしこうなる場合は、普通に撮って後でアプリで補正しましょう(方法はこの記事で説明しています)。

そして、逆光でもレフ板を使うとこれだけ違いが出ます。

レフ板使用+アプリで明るさを調整するとこうなります。

1枚目に比べると、かなり綺麗になったのではないでしょうか。

これは薄曇りの柔らかい光で撮ったため、レフ板と明るさ調整でどうにかなりましたが、晴れた日の光で撮るとこうはなりません。その場合はレースのカーテンなどで光を柔らかくしてみてください(光の違いについては前回の記事で説明しています)。

さて、そんなわけで今回の写真は加工ではレスキューできませんでしたが💦 撮る際の対策をお伝えしたので、またぜひ試してみてほしいです!

※写真や文章の無断使用・転載は禁止します