写真でお困りの方で多いのが、自営業や広報の方、副業で何かを販売している方たち。
そういった方々から、物の撮り方でよく相談を受けます。
写真を見せてもらってまず思うのが「もったいない・・」ということです。
たいていが蛍光灯の光で撮られていて、もったいないんですよ!
今日はその話をしていきますね。
なぜ蛍光灯を勧めないのか
理由は2つあります。
① 真上から撮れなくなる
② 色味が悪くなる
蛍光灯で撮る場合、上から撮るとこのように自分の影が入ります。
これを避けるには斜めから撮れば良いのですが、1回目で書いたように物の形が歪んでしまうんです。
そして近づくと影が入りやすくなるため、ちょっと離れて撮ることになります。
つまり、自分が撮りたい位置から撮れなくなるということです。
こちらが明るい時間帯に窓際の光だけで撮った写真↓
真上から撮っても影が入らず問題なし!
上の写真はこんな感じで床に背景紙を置いて撮っています。
窓の方を向いて撮っていて、光が写真の奥側から差しているので自分が邪魔にならないんです。
真上から撮るならこうして床に物を置いた方が楽ですよ。
真上からにこだわらない場合は、物を立てて横から撮るか、歪むことを承知で斜めから撮ってもOK!
ただ、蛍光灯は発色が悪くなったり、くすんで写ってしまうので色味の面からもオススメはできません。
ちなみに窓際の光で撮る時は、なるべく蛍光灯は消してくださいね。
太陽光と蛍光灯では光の種類が違うので、混ざって変な色味になることがあります。
スタンドライトを使うのはあり
天井の電気の難点は「動かせないこと」です。
そして光の質も強さも中途半端。
間接照明などの動かせるライトであれば、光の向きや距離を変えられるので意外に撮影に使えます(色味や形状にもよるが)。
これ↓は我が家にある、普通に部屋を照らす用のライトなのですが
このライトで撮るとこんな感じになります。
晴れた日の強めの光みたいな感じになりますね。
ライトがオレンジなどの場合は色調整が必要です。
太陽の光を使う方が色味も綺麗に写るし楽ではありますが、日中に撮影できない人は試してみてください。
ちなみに今日載せている写真は全てスマホで撮っています。
スマホやカメラのスペック以前に、重要なのが「光」!
次回は光の話をもう少し深掘りしていきますので、お楽しみに!
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