こんばんは。2月も最終日ですね。

    今月は理想的なペースで撮影が入っていて、映画鑑賞と読書にもかなり時間を割けた1ヶ月でした。

    私にとって映画と読書は癒しや元気を求めてするものなので、明るい気持ちになれる平和なジャンルばかりを摂取してきました。

    映画は10代の頃から邦画派であり、見る映画の90％は邦画、残りの10％はアメリカ映画。

    それが2週間前に突如 “韓国映画” の虜になったのです。

     

    なぜハマった？韓国映画

    きっかけは「新日本男児と中居」というTV番組。

    中居正広をはじめとする韓国映画好き芸能人たちが作品や俳優について語る回があり、「ふーん、韓国映画そんなにいいんだ・・」と思ったことです。

    私はこれまで「猟奇的な彼女」くらいしか観たことがなく、それも何十年前だよ！って話ですし、とにかく現代の韓国映画を全く知りませんでした。

    で、すぐに観たのが「ハッピーログイン」。選んだ理由はなんとなく、見やすそうだったから。

    （Amazon primeでも観れます）

    そしたらこれが面白かったんです！！（予告編はイマイチですが、本編は面白い）

    3組の恋愛模様が描かれていて、SNSを使った現代らしい内容。

    その中で人気俳優と脚本家の恋が描かれているのですが、その人気俳優役がイマイチな感じで「え！？これがスター役？もっとかっこいい人いないの！？」と思ったんですよ（髪型も変だったし）。

    ところが見終わった頃にはこの人気俳優役のファンになっていました。ユ・アインという方です。

    気になって他の作品も見出したら止まらない！

    特に次に観た「ベテラン」という作品では「ハッピーログイン」時のキュートさは皆無で、極悪非道な坊ちゃん役が恐ろしかったです。

    作品によって全然違う顔、体型になり、演技の説得力が凄まじい。アジア屈指の映画スターと言っても良いのでは？と思うくらいすごい人だと思います（ベテランは内容もとても良かったのでオススメ）。

     

    この2週間弱で10本鑑賞

    人からオススメしてもらったものも含め、2週間弱で10本観ました。

    ほぼ毎日のように観ていたことになります💦  

    ・ハッピーログイン

    ・ベテラン

    ・国家が破産する日

    ・カンチョリ オカンがくれた明日

    ・バーニング

    ・生きている

    ・ワンドゥギ

    ・パラサイト

    ・タクシー運転手

    ・あなたの初恋探します

    大体が面白くてすでに韓国映画の凄さを感じていますが、1番はやはり「パラサイト」と「タクシー運転手」でしょうか。

    ハラハラしすぎて途中から正座して観ていました。

    パラサイトはカメラワークも好きでしたし、終わり方がちょうどいい！

    映画の終わり方にケチをつけがちな私ですが、これ以上の終わり方なんてない！と思いました。

    端々に滲み出る差別や、韓国社会の貧富の差がリアルに描かれていて、観た後は放心状態（これは有名なので予告編は割愛）。

    そして「タクシー運転手」は途中から号泣でした。

    映画を見てあんなに泣いたのはいつぶりか？というくらいに。

    ドイツ人ジャーナリストと、タクシー運転手の命をかけた友情の物語。しかもこれ実話が元になってるって・・思い出しただけで泣ける〜😭

    こういう映画を観ると「自分だったらこの事件を撮れるのだろうか？」と考えてしまいます。

    命をかけてまで真実を伝えたいという気持ちが・・わからないんですよね。でもその光景を見たら撮ってしまうのか？

    写真・映像問わず撮っている人、そしてライターなどの書いている人にとっても考えさせられる内容だと思います。

     

    韓国映画から学んだこと

    「国家が破産する日」も「タクシー運転手」も韓国の実話を元に描かれているのですが、そんな出来事があったとは恥ずかしながら全く知らなかったんですよね。

    「国家が破産する日」は情報を隠蔽しようとする政府と反対する人、破産をチャンスと捉える若者のそれぞれの闘いの物語です。

    情報に踊らされるのではなく、自分の頭で考え行動することの大切さを教えてくれていて、考えさせられる映画でした。

     

    そして10本通して思ったのは、普段見てきたものがかなり偏っていて、狭い視野で生きてきたということ。

    私って何も知らないな・・と軽く自己嫌悪です。

    国が違うからじゃなく、日本のことだってちゃんと知らないと思うんです。ニュースも関心があるものしか見ていないし。

    でもこうして韓国の映画を観ることで、日本のことも世界のことももっと知りたいと思えました。

    たかだか10本ですが、自分の世界がちょっと広がった気がしています。

    映画鑑賞って娯楽以上の意味があるんですね。

    韓国映画は展開が早く、内容がぎっしりなので2時間が早いような、4時間くらい見ていたかのような濃さがあります。

    俳優陣の演技も迫力があるので、観た後は疲れます。

    でも、シリアスな内容でも笑いはどこかしらに入れてあるのでホッとするし、アクションも見応えがあるので観れちゃうんですよね〜。

    まだまだ観たいものがあるので、3月も韓国映画月間を続けます！
    という近況報告でした〜👋