前回の「器の撮り方」は意外に反響がありまして、今や誰もが物撮りする時代なんだな〜と感じました。
そして、「カバンもぜひお願い!」というリクエストをいただいたので、今回はそれに応えます!
私が「メルカリでカバンを売るならこう撮る」です。
まずは伝わる写真を
コツとしては前回と一緒で、その物がどんなものなのか、伝わるような写真を撮っていきます。
カバンは大きいので、背景紙も大きなサイズが必要です。
なかなかそこまでは用意できない人も多いと思うので、今回は再現しやすいよう部屋の白壁を使って撮りました。
全てスマホで撮影、撮影環境としては前回と同じく右側に窓がある場所です。ただ、夕方のあまり明るくない状況で撮っているので、全体的に色味が悪くて申し訳ない💦 撮り方(パターン)の参考程度にご覧ください!
まず、絶対にやってほしいのが緩衝材を入れること!
本などを入れると、重さで底の形が崩れがちなので、新聞紙やプチプチなどがおすすめです。
緩衝材を入れることで自立するようになるので、置いて撮れるようにもなります。
持ち手の部分は、本当の広告撮影だとテグスで吊るしたりするのですが、今回はなんせメルカリ用写真なので、手で持ちます。
このかばんはマチの部分を収納することもできるので、マチを閉じた写真も撮ります。
マチの厚みがわかるような写真も
マチ部分のチャックを閉じたところもアップで
中の裏地と内ポケットがわかるような写真も
ロゴの部分をアップで写すと、生地感も同時に伝わるので良いです(右側からサイド光が当たっているため、生地感がわかる写真になっています)。
光の当たり方によって、生地の色味がどうしても変わってしまうので、「◯枚目の写真が1番色味が正確に出ています」のような記載もしておくと良いでしょう。
あとは「自分だったらここを見たい!」と思う箇所を撮っていきましょう(底や持ち手の素材アップなど)。
着画を撮ろう
WEBショップなどでカバンや帽子、服、靴、アクセサリーを販売する場合は、着画を撮ることもオススメしています。
サイズの記載があっても、トルソーにかかっている写真だけがあっても、体とのバランスなどが想像ができないからです。
こういう服装に合うのね!というコーディネートの参考にもなるので、着画はあるに越したことはないでしょう(私は通販で物を買うときに、着画がない物は買いません)。
全身を写さなくても良いですし、顔は出さずに口の辺りで切ったり、横顔でも十分なので、誰かに強力してもらうと良いです。
でも強力してくれる人がいない!という場合は自分がモデルになるしかない!スマホ用の三脚とタイマーを使えば撮れますよ。
肩から掛けられる場合は、そんな写真もあった方が親切です。
ちょっと緩衝材を詰めすぎて膨らんでいますね・・。こうならないように、量は調整しましょう😅
あと、かばんと同じような色の服だと見えにくいので、服の色味はお気をつけください。
本当はもっと足元まで入れたような広めの写真が良いのですが、部屋の都合でこれが精一杯でした。
そして「三脚を使えば撮れますよ」と簡単に言いましたが、実は結構時間がかかっています・・。自撮り、ムズカシイネ。
何枚も撮っているので、皆さんもそのつもりでたくさん撮りましょう!
今回撮影したカバンは大阪市西区にあるヌィークというソーイングスタジオで作れる物です。
肩から下げられて、ノートパソコンはもちろん、マチを広げるとカメラも入れられるので、とても使い勝手が良い!マチの迷彩柄が気に入っています。
いろんなカバンを好きな生地で作れるので、興味のある方はぜひ問い合わせしてみてくださいね!
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